綿矢 りさ
蹴りたい背中

綿矢りさの受賞後第1作目、図書館でも予約ランキング上位に入っていたので、私も便乗して読みました。


高校で仲間の輪になかなか溶け込めない思春期の女の子「ハツ」と中学時代の友達、ファッションモデルの静的熱狂ファン「にな川」のお話。

なんとなく周りにいそうな登場人物で進むストーリー。


面白くないわけじゃないけど、さらっと読み終わる感じ。
正直あまり濃さは感じなかったなぁ・・・


ただ、タイトルにもあるように、「背中を蹴りたい」という衝動は、伝わってくるものがあります。

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大場 つぐみ, 小畑 健 DEATH NOTE 8 (8)

久々に本屋に行くとありました!


Lが死んで、新たなキャラが出てきた新展開、
月とメロとニアの三つ巴。


どうなるんやろ~と思い読み進めてましたが

アメリカ大統領まで出てくるスケールのでかさ。
驚きです。


ただ、アメリカ大統領にしては存在が小さいというか
それなりの雰囲気が出てないというか・・・


Amazonのコメントにも書いてありましたけど、
何回も読み直してみようと思わなくなってきたのは、気のせいか?

当初のレベルの高さを維持どころかさらに昇華させるのは難しいんだろな。

今後に期待の中継的1冊として・・・


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石田 衣良
少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉

池袋ウエストゲートパークの第2弾「少年計数機」を読了しました。

1作目に引き続き面白かったですよ。


しかし、
なかなか書評しにくいんですよ。


事件や揉め事があって、それを主人公のマコトが解決していくのですが、
石田氏の作品って独特の世界というかテンポがあって、面白いんです。
それをつらつらと書くとただのあらすじになってしまって・・・

友達同士でしてた話で大笑いしても、それをその場にいなかった別の人に話しても面白さは伝わらない、っていう感じでしょうか。


この本で一番私が好きだったのは,「銀十字」。
じいちゃんと池袋の若者、G(ギャング)ボーイズのコラボ。
じいちゃんがなかなか粋でよかった。


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石田 衣良 池袋ウエストゲートパーク

最近石田衣良作品にはまりつつある今日この頃。

ドラマ?にもなってるので、(根拠もなく)軟派な感じがしてて
あえて読んでいなかった「池袋ウエストゲートパーク」シリーズをについに手を出しました。


食わず嫌いでした。


いやはや、いざ読んでみると面白い。
ちょっと漫画チックな感じで、テンポよく書かれているので、さくさく読めます。


人道に悖る悪じゃなくて、それぞれ信念のある、壊れたワルじゃない主人公とその周りの仲間達。

池袋西口で起きる、警察沙汰にできない事件を主人公のマコトがいつのまにか解決してる。

作者独特のテンポのよさと、サラリーマンの自分にとってはありえない世界の話。
とても魅了されてます。


次々と図書館で借りてくる予定!



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J. K. ローリング, J. K. Rowling, 松岡 佑子
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻

ハリーがホグワーツで5年目を迎えるこの作品では、ハリーはずっとイライラしっぱなし。


次回作では精神的に大人になったハリーを読むことができるのかもしれないが、それにしても、少々うんざり気味でした。


原文とくらべると日本語訳の方は解釈のニュアンスが違ったり、面白さに欠けるという評判をたまに聞きます。原文を読んだわわけではないのですが、なんとなくわかるかも。
日本語訳にちょっと違和感を感じます。


でも、魔法省からの天下りしてきた先生や、ダンブルドアの無関心さにハリーも私もイライラしながらも最後の方の盛り上がりはやはり、ドキドキしながら一気に読んでしまいます。

次回作に期待!

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hinoatarukyousitu
ジェネオン エンタテインメント
陽のあたる教室

これもお気に入りの映画の1つ。


作曲家から音楽教師に転向したホーランド先生。


そんなホーランド先生に息子が産まれたが、耳に障害があることがわかり、
少なからず落胆する。音楽ができないと思ったからだ。


息子が成長し、息子を音楽とは無関係な存在と無意識のうちに決め込んでいた
ホーランド先生は、息子との関係がぎくしゃくし始める。


そして、経費削減のため?音楽の授業がなくなり、ホーランド先生は引退を余儀なくされる。

学校最後の日、今までの教え子達が立派に成長し、講堂に集まった。
卒業生の代表が、先生に送る言葉を述べる。
ここがとても感動的です。


そして、そこで息子への謝罪と愛情を込めて「Beautiful Boy」を手話を交えて
客席にいる息子を見つめ歌う。


もう胸がいっぱいになって、涙が止まりませんでした。

この作品は、何度見ても感動させられます。
子供に是非見てもらいたい。


矢沢 あい
NANA 13 (13)


ついに出ましたね、NANA (13)。

しばらく買いに行くの忘れてて、出てしばらくしてから
買いに行きました。


NANAは会社の(一部)女性陣に貸してるのですが、
感想を聞かれると、ちょっぴり困ってきました。

面白くないわけじゃないんだけど、まぁまぁかな、て感じです。


2人のナナの話からどんどん横道にそれちゃって、ついつい
2巻ぐらい前に戻って読み直してしましました。


サイドストーリはそれはそれで気になるわけなのですが・・・


逆にここからどうやって本筋にもどって、ゆくゆくはどういう結末を
迎えさせるのか、矢沢あいの手腕に期待したいものですね。

下妻物語 スタンダード・エディション

この映画、素直に面白い!!!


深田恭子がぶりぶりのロリータファッションに身を包み、

茨城県の下妻で唯我独尊人生を歩むという、このハマリ具合と、

暴走族でヤンキーのモデルの土屋アンナの経歴からは想像つかない

非ハマリ具合がとても良かったのでしょうな。


「キャスティングの妙」もこの映画を面白くさせてる要素だと思います。


てっきり茨城の下妻での出来事がストーリーだと思っていただのですが、
桃子(深田恭子)は尼崎出身という設定。

これがまた後々笑える伏線になってます。


この映画の面白いシーンとかストーリーを説明しても多分伝わらないと思います。
(説明ベタっていうこともあるけど)


とりあえず、いっぺん見てみる価値ありですわ。



(見終わった後に頭突きがしたくなります、きっと・・・)


J. K. ローリング, J. K. Rowling, 松岡 佑子
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)

ハリーポッターの第4作目、前から読みたいと思ってましたがやっと図書館でゲットしました。
今回は全体的に内容が重くなってきてます。
今までは、ハリーがヴォルデモード卿との対峙にしても生命の危機をあまり感じない程度のスリリングでしたが、今回はより危険な場面が出てきます。

ヴォルデモード卿も今までは誰かに乗り移ったり、別の人間に指示したりしてハリーに害を加えていましたが、今回はついに・・・
ハーマイオニーが得意とする呪文も、今回新しく何種類か出てきますが、空を飛んだり物を浮かせたり、なんて可愛いものばかりじゃありません!
なんていうか、今回は緊張感がありますね。
さらに、外国の魔法学校が出てきます。
てっきり、ホグワーツ校が唯一の魔法学校だと思っていたので、びっくりでした。
ハリーもロンもちょっとした恋をします。あまり恋の描写は上手くないかも。
それとも、まだまだ淡い恋なのでしょうか??
どうやら原書と比べて、日本語訳は今ひとつという評判があるどうですが、私個人的には十分楽しめましたけどね。(私が幼稚なのか??)

そうそう、そもそもゴブレットって何?と思ってましたが、

 <ゴブレット【goblet】 >
 足つきのグラスで、ソフトドリンクやビールなどを飲むのに用いるもの。
  本来は足つきの、ガラスまたは金属製の酒杯。
だそうです。
内容読んでたら、杯であることはわかってるんですけどね。念のため。

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桐野 夏生 「ローズガーデン

ミロはエッチな女。村善は裏切り者。そして、博夫は2人の道具。

こんな紹介文の通り、前半はミロとその義父、村善、そして同級生の博夫との

いびつな関係が描かれています。

後半は、探偵ミロの話。まだ桐野作品ビギナーなので「村野ミロシリーズ」

の一部であることはしらなかったので、前半と後半の話があまりにも違う

ので、読み終わった後ちょっと「?」でした。

だって、後半義父の村善はちょろっと出てきますが、博夫に至っては

まったく出てこないので。

後半の探偵ミロの話の方が楽しめました。

「村野ミロシリーズ」読んでみようと思います



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