東野 圭吾 「ゲームの名は誘拐

ある広告代理店のプランナーが立てた新車の発表会の企画を自動車会社の副社長に

けちょんけちょんに言われ却下される。

子供のころから、勉強も生活も、大人になってからは仕事も「ゲーム」として捉えて負け

たことがないだけに、副社長をぎゃふんと言わせたい。


偶然、副社長の娘と接触し、狂言誘拐を思いつく。

この作品は、誘拐犯からの視点のみで書かれています。

そのアイデアは私にとって斬新なものでした。


ただ、今まで読んできたものと比べてちょっとタッチが軽めかも。


最近、さくさくっと読める本に多く出会ってるせいかもしれませんが、

そう感じました。


広告代理店のプランナーと副社長との頭脳戦がなかなか面白かった!



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石田 衣良 「LAST
人生のがけっぷちにたたされた人たちの生き様をうまいこと表現されてます。

ありえそうな話が週刊誌の記事でも読むような感じで読み進めました。

ありえそうな非日常の描写がうまいですね。


7つの短編集なのですが、私は最後の「ラストバトル」とうい話が一番よかったですね。



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石田 衣良 4TEEN

14歳の中学生時代を謳歌する4人の少年達の短い話が何篇か
収録されている。


4人は中学の仲間で、大飯ぐらいの少年、不治の病を患っている少年、
格好つけようとするが今ひとつしまらない少年、勉強のできる少年。


不治の病の少年が入院中に、他の3人で考えてびっくりするプレゼント
を考えます。いわゆる援交している女の子をその少年にプレゼントしたり、


大人の社会通念上では、やってはいけないことながらも、友情のために
とっぴょうしもないことをしたり、軽率な行動を取ったりするのですが、
なんとなく憎めません。


重厚さがない分、気軽に一日くらいで読めちゃいます。




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 村上 龍 半島を出よ (下)

やっと下巻を読了しました。


いやぁ長かった、でもずしりと読み応えのある作品でした。


上巻はどちらかというと、下巻のための勉強というか下地づくり
的要素があったものの、下巻は話がどんどん展開していきます。


北朝鮮軍に制圧され、日本政府が九州を封鎖。
犯罪人に対する拷問、粛清等はあるものの、一般市民には
危害を加えず、むしろ福岡県民に配慮した統治をすすめ、
制圧されながらも、独自のスタイルが築き上げられていく。


そんな中で世間からはみ出した少年達が北朝鮮軍に立ち向かうべく
行動を起こす。しかしそれは決して義憤からではないものだった。



読み終わって気づいたのですが、
まず、上下巻ともに「主人公」的存在がいないんです。


北朝鮮軍の登場人物にせよ、日本政府の官僚の中でも
世間からはみ出た少年達の中にも。


あるいみ、第3者的視点でストーリーが展開されているのかしら。

あと、表現がとても緻密。細かい描写が淡々と書かれているので
妙にリアリティがある。実際はどうなのかは私は知らないが、
そう感じました。


背後の取材の量に裏打ちされたものなのかもしれません。

初めて読んだ村上龍作品でしたが、とても面白かったです。



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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
Mr.インクレディブル


日曜日にMr.インクレディブルをみました。


そもそもインクレディブルってどういう意味??
と思いちょろっと調べてみたら、



in・crédible
━━ a. 信じがたい; 〔話〕 すばらしい

という意味でした。なるほど。



で、Mr.インクレディブルの話ですが、
ヒーロー物として悪と戦うストーリーというよりは
家族愛を訴えるようなストーリーです。


スーパーヒーロー達は、そのパワーゆえに政府に活動を
禁止されます。

主人公のボブは普段は保険会社の社員として一般人の
ようにふるまってますが、ヒーローの栄光を取り戻すべく地道に
活動をします。


ある日、正義感からの起こしたトラブルで首になったボブに
スーパーヒーローとして秘密の依頼が舞い込みます。


最初は一人でなんとかしようとするボブ。しかし奥さんに諭され、

家族(ボブの家族は皆スーパーヒーロー)皆で一致団結し、
敵を倒します。


スーパーヒーローであることを隠しながら、ぎくしゃく
してた家族関係が、1つの巨大な敵(目的)と立ち向かい
「家族」を取り戻す、ストーリーが心温まりますね。



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村上 龍
半島を出よ (上)

実は、私は村上作品を読むのは初めてです。



経済的に破綻しかけの日本。先に経済的危機を経験したアメリカは
世界の警察であることを辞め、日本の経済危機にもそっぽを向かれ
世界にもアジアにも発言力を失いつつある2010年の日本が舞台。



福岡に北朝鮮の決死隊が福岡ドームを占拠。
彼らは、北朝鮮の反乱軍を名乗っている。
武力占拠に対する、政治家達の頼りない的外れな対応。



福岡市民達は、従順にさえしていればむしろ日本政府より
紳士的に応対する北朝鮮の反乱軍を支持する気配すら
ある。



まだ、上巻しか読んでいませんが、いきなり登場人物紹介
のページが6ページ近くもあるのでびっくり。

いざ読んでみると何とかなるもんだと、不思議な感じです。



舞台が日本の近未来で、大げさかもしれないが、似たような
ことが起こってもどうしようもないだけに、なかなか臨場感と
いうか、読んでて緊迫感があります。


今日から下巻に入ってます。今週は出張があるので
一気に読んでしまいそう。


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またマンガばっかり!と嫁さんに怒られそうですが、
昨日一気に私の読んでるコミックの最新刊が出たので
どうしようかと思いながら買ってしましました。


とりあえず昨日は嫁さんも読んでるDEATH NOTEの最新刊
で機嫌を取っておきました。

大場 つぐみ, 小畑 健

DEATH NOTE 7 (7)
まさかこんな展開になってるとは・・・。
ジャンプで読まずに単行本が出るのを心待ちに
してた甲斐がありました。

許斐 剛

テニスの王子様 (29)
相変わらず、めちゃくちゃ強い中学生がいっぱい。
いよいよ全国!あまり強いキャラが増えると、
後々大変そうですよ。
冨樫 義博
HUNTER×HUNTER (22)
幽々白書でもそうでしたけど、独特の世界観ですね。
キメラアントの王がドラ○ンボールのフリー○に
似てるなぁって思うのは私だけでしょうか。


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今朝自分のBLOGを開こうとしたところ
見れるようになっていたので、案外早く
メンテナンスが終わったようですね~


ん???


ランキングがめっちゃ下がってる。
ありえないくらいに・・・


メンテナンス中は見れなかったから、
訪問者数が激減したのか???

158位⇒516位 だなんて・・・サミシイ

もっと精進せえ!ってことかな。
今後もよろしくお願いします




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いやぁ、ミュージックバトンってのは聞いてましたけど、コミック版があるとは。

はるかちゃん から回ってきました。

マンガは大好きなので!!!!!なにはともあれ。


1.コミック所蔵数
   ⇒どれくらいあるやろか・・・
   今の家には200冊くらいかな
   実家には300冊くらいあるかも


2.今読んでいるコミック

著者: 大場 つぐみ, 小畑 健
タイトル: DEATH NOTE (1)
著者: 矢沢 あい
タイトル: Nana (11)
著者: 許斐 剛
タイトル: テニスの王子様 (1)


3.最後に買ったコミック 


著者: 永井 豪, ダイナミックプロ
タイトル: デビルマン (5)

久々にどうしても読みたくなったんです!!!!
時々そういうのありません。
ついつい衝動買い。
もちろん嫁さんに怒られた・・・ショボン




4.よく読む、または 思い入れのあるコミック5つ

正直悩みました・・・思い入れのあるものを厳選!!!


著者: 矢沢 あい
天使なんかじゃない
これ最高!泣きましたよ。私の少女漫画デビュー

著者: かわぐち かいじ
 沈黙の艦隊 (1)

女のウケはあまりしないかも。愛だの恋だの一切なし!!

著者: 深見 じゅん
ぽっかぽか (1)
結婚、出産、子育て とてもあったかい気持ちになります。

著者: 武論尊, 原 哲夫
北斗の拳 (1)

今更説明不要ですよね。「お前はもう・・・」

著者: 井上 雄彦
 リアル (4)
内容はとても面白いんだけど、1年に1巻ってのが・・・

□次にまわさせて頂いたのは、

 えいみさん   TSUBASAさん   YUGAさん   ゆののさん   ドラえもんさん


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著者: 浅倉 卓弥
タイトル: 四日間の奇蹟

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作だそうで、
たしかに楽しめます。
ちょっと宣伝がくどい気がしますけど、作品の内容とは関係ないかな。

両親を殺害され脳に傷害を持った少女と、指に怪我をしてピアニスト

の道を閉ざされた元天才ピアニストが山の中にある研究所兼診療所

へ巡業?に行き、そこでの4日間のお話。

ミステリーというよりは、ちょっとファンタジーっぽいかもしれません。

2時間モノのTVドラマになりそうな感じの作品です。

って思ってたら映画化してるんですね。⇒公式サイト

これから読もうとしてる方は気を悪くされるかもしれませんが、もしかしたら

目新しい感動はないかもしれません。

いや、面白くないわけじゃないんですが・・・

いわゆるタイトルの「奇跡」の内容がちょっと・・・

きっかけはともかく、読んだことあるっていうか・・・

ちょっと先が読めちゃいます。

読んだ後の感想は、それはそれとして心温まるストーリーなのでOK!!

という感じです。

決して悪い作品じゃないし、どんどん読み進めるので、一見の価値ありです。

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